一般医療との違い
細胞の老化現象
細胞の大切な仕事の一つが代謝活動。代謝は細胞を常に健康な状態に保つため新しい細胞を作り続ける大切な活動です。
正常な代謝活動を維持するには、健康な血液が体の隅々にまで流れ続ける必要があります。しかし、細胞に十分な血液が届かなくなると、代謝が滞り、老化が進んでしまいます。つまり、細胞の代謝低下から起きる老化現象こそが、病の根本原因だと捉えています。
《薬草療法と病院医療との違い》
1.アトピー性皮膚炎
病院での治療
- 痒み止め：皮膚に直接作用するステロイド薬や、痛みを伝えるホルモンを抑制する抗ヒスタミン薬を使用
- 保湿剤：代謝が低下した皮膚の乾燥を防ぐための保湿
私たちの判断
- 血流障害による皮膚の代謝異常
- 肝臓や腎臓の機能低下によるアレルギー反応と免疫力低下
→皮膚の殺菌と血行促進を行い、皮膚の代謝を活性化すること
2.リウマチ
病院での治療
- 痛み止め：患部に直接作用するステロイド薬と、痛みを伝えるホルモンの制御
- 薬物療法：患部の進行を遅らせるための薬物治療
私たちの判断
- 血流障害による関節細胞の代謝異常
- 肝臓・腎臓機能低下による免疫異常
→関節への十分な血流を確保し、内臓を強化することで免疫力を正常化すること
3.糖尿
病院での治療
- 血糖値の制御：インスリン(ホルモン制御)・薬・食事制限
私たちの判断
- 膵臓・副腎など内臓機能低下によるホルモン制御の低下
- 肝機能の低下
→肝臓と腎臓の強化と食養生
4.がん
- 病院での治療：抗がん剤、放射線、手術
私たちの判断
- 免疫異常：肝臓や腎臓など内臓の疲労によるもの
- 体力と免疫力の低下：薬の影響による内臓疲労が原因
→肝臓と腎臓を強化して免疫力を回復させ、食養生による体力作り
5.便秘
- 薬での治療：便秘薬により腸を刺激
私たちの判断
- 肝臓機能低下による筋力低下（煽動運動の低下）
- 血流低下による代謝の停滞
→腸内環境作りと血行促進
6.貧血
- 一般的な判断：鉄不足（ヘモグロビン不足による酸欠）
私たちの判断
- 内臓疲労による血液代謝の低下
- 肝臓機能低下（蔵血・造血による血液量の調整機能低下）
- 腎臓機能低下（血液質の調整能力低下）
→肝臓腎臓の強化と血行促進
7.血圧異常
- 一般的な治療：薬（利尿薬・ホルモン剤）による血圧調整
私たちの判断
- 肝臓腎臓の血液調整機能低下
- 血量不足による心臓負担の増大
→肝臓腎臓の強化と血管の強化
細胞の老化を防ぐ
病の原因を探っていくと、細胞の老化現象による内臓機能の低下に行き着きます。細胞の老化は経年によって自然に進むものですが、ストレスや薬の長期使用がこの老化を加速させるようです。
一般的には生活習慣病が原因で腎臓病が引き起こされると考えられていますが、実際には肝臓や腎臓の疲労が先に起こり、その結果として生活習慣病の症状が現れると説明できます。
薬の使用によって肝臓は解毒にエネルギーを費やすため、本来の働きが低下します。そのため、薬の使用は慎重であるべきです。
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