青汁は、私たちの体を「機械」に例えたとき、非常に重要な役割を果たします。機械における燃料がタンパク質や脂肪、糖質である一方で、青汁に含まれるミネラルやビタミンは、機械をスムーズに動かすための潤滑油や、燃焼効率を高めるための空気のような存在です。どんなに栄養を摂取しても、ミネラルやビタミンが不足していると、体はその栄養を十分に活かせません。

 

たとえば、機械が燃料を使って動く際に、潤滑油が不足していればスムーズに動かず、故障や消耗が激しくなるでしょう。同様に、青汁は体内でこれらの役割を果たし、体の機能を最大限に引き出します。

不治の病と宣告され、10年の入院生活を送りながら、独自に漢方を学びつつ治療に専念しました。しかし「悪くなることはあっても良くなることはありません」でした。

退院後、青汁を飲み続けることで体に良い影響を実感し始めます。さらに、様々な野草を青汁にして飲むことで、野草が体に与える反応を理解するようになります。しかし、匂いや味にはどうしても慣れることができず、飲みやすくするためにお茶やエキスにする工夫を重ねます。その過程で、抽出方法や配合、飲み方によっても効果が変わることがわかるようになりました。

 

自分で確かめ、また多くの人に飲んでもらい、症状が回復していく様子を見ながら、体を健康に保つ仕組みや現代医療の問題点、不治の病の正体についての理解が深まります。

これまでにいくつかの薬草茶を製造しましたが、最終的には、どんな症状にも普遍的に対応できる薬草に絞り込むことになりました。

蓮根葉：浮腫、神経痛、歯痛、婦人病、漆負け、乳房痛

蓮根実：下痢、月経痛、滋養強壮、肺結核

大根葉：頭痛、ビタミンA給源、便通を整える、婦人病、浴用

茄子：凍傷、鼻粘膜、蓄膿症、扁桃腺炎、腎臓病、口中の痛み、癌腫

トマト：消化不良、肝臓、血圧を下げる、利尿、消化液分泌促進、貧血、咳、病気回復

胡瓜：利尿、腎臓病、解熱、消化促進、酒酔、呼吸器病、汗疹、凍傷

生姜：消化助長、食欲増進、血行改善、毒消、風邪予防、声嗄れ、腹痛、下痢、嘔吐、頭重

夏蜜柑：肥満予防、血管硬化予防、浄血、胃酸過多症

ダイダイ：風邪、解熱、動脈硬化、健胃、腰痛、筋ツリ、美顔

ユズ：風邪、腹痛、酒毒を消す、凍傷、入浴用

ブドウ：便秘、神経衰弱、利尿、肺結核、腎臓病、瑞息

ナシ：解熱、下痢、利尿、消化促進、水腫、嘔吐、口喝、喘息、百日咳、肺結核、助膜炎、便秘、食欲不振、高血圧、大腸炎、ヒフ病、糖尿病

りんご：消化促進、黄疸、下痢、便通、腎臓、不眠、頭痛、貧血、解熱、風邪、ニキビ 、吹出物、凍傷、目疲れ、蕁麻疹

イチヂク：貧血、肺結核、下痢、便通を良くす、リウマチス、水虫、骨格形成、甲状腺、胆嚢結石

茶：浄血、疲労回復、貧血、頭痛、解毒、殺菌作用、悪臭を消す、脂肪の消化を良くす、利尿、下痢、糖尿病、視力回復

ヘチマ：利尿、水腫、腹痛、風邪、神経痛、頭痛、祛痰、汗疹、凍傷、火傷、美顔水

ヨモギ：消化不良、黄疸、心臓病、淋病、頭痛、解熱、リウマチス、神経痛、肩凝り、腰痛、喘息、婦人病、切傷、駆虫、風呂用、湿疹